初めての旅行でご家族と対面4
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
数くんの実家の滞在時間は、本当に30分程度になりました。
お父さんもお母さんもお姉さんも、終始にこにこ対応してくれました。
ただ、話したことはあまり覚えていません。
覚えていないというより、あまり内容のある話をしていないという感じです。
30分程度にしてと数くんにお願いしたのはマルセイユですが、いざ過ごしてみると短い……。
わがままですね。
でも、数くんが「じゃあそろそろ」とお開きにしてくれたとき、私のことを気遣ってくれていると嬉しくなりました。
数くんが実家に顔を出したのは9カ月ぶり
コロナどうこう以前に、帰省はたまーにしかしないみたいです。
そのせいか、30分間のなかで一番多かったのは、久しぶりに会った数くんをいじる時間だったと思います。
「ちょっと見ない間に太ったんじゃない?」
「そんな焼けてたっけ?」
「あれ、なんか汗かいてない?」
などなど。
婚活ブログでよく見る"息子ラブ状態"な家庭ではなかったです。
ほっとします。
数くんが汗をかいていたのは緊張からです。
挨拶に伺う前は緊張で死にそうだったマルセイユですが、会ってみれば意外と普通。
逆に仲介役の数くんの方がプレッシャーを感じていました。
数くんお疲れさま。
初めての旅行でご家族と対面3
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
飛行機が着いたら、早速数くんの実家へ。
ちゃんと時間通りに着けるよう、最寄駅からタクシーに乗りました。
タクシーの中で、念押しして確認したこと
マル「出会いのきっかけを聞かれても、絶対にマッチングアプリって言わないでね」
数くん「うん分かってる。"友だちの紹介"て答えるから大丈夫」
マルセイユは、友だちや会社の人にマッチングのことを隠していません。
立派な出会いのきっかけだと思っています。
ただ、相手の親にそれを言うかは別問題です。
マッチングアプリ=出会い系=心象が悪い
ただでさえ緊張しているのに、不信感を与えるのでは? という不安まで持ちたくありませんでした。
数くんの実家に着きチャイムを押すと、家の中で「来た来た〜」という声が聞こえました。
そしてお母さんが出迎えてくれ、家の中に入りました。
リビングに案内されると、お父さんとお姉さんがいました。
お姉さんも同席するのかははっきりしていませんでしたが、いらっしゃいました。
数くんの実家では、常にテレビが点いていると聞いていました。
数くんも細かくは把握していないようですが、Amazonプライムやネットフリックスから、WOWOWやスカパーまで、いろんなサブスクを契約しているとか。
彼自身も超テレビっ子でありYouTubeっ子です。
今日ももれなくテレビはオンでした。
でも今回は観賞用としてではなく、BGM代わりとしてミュージックチャンネルを設定されていました。
無音で過ごすことに慣れているマルセイユには新鮮です。
音楽チャンネルのおかげで、気まずさが軽減されているような気がします。
初めての旅行でご家族と対面2
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
2泊3日の旅行で、ご家族に挨拶をするタイミング
1日目
飛行機で移動 → 数くんの実家 → 市街地でランチ → 温泉旅館へチェックイン
2日目
観光名所へ
3日目
温泉旅館をチェックアウト → 市街地観光 → 飛行機で移動
少しでも気楽な旅行になるよう数くんが気を遣ってくれて、1日目の11時頃になりました。
もし旅行3日目がご家族に会う日だったら、1日目も2日目も、ずーっとそのことが気になって頭から離れなかったと思います。
話題に困ることが目に見えているので、滞在時間は30分程度と2人で決めました。
披露できるエピソードがそんなにないからです。
付き合ってまだ3カ月ですからね。
マルセイユのコミュ力が高ければいいのですが、残念ながら……。
挨拶が済んでから2人でお昼ごはんを食べに行くことも、数くんが事前にご両親へ伝えてくれていました。
ありがたい。
今にして思えば、ランチぐらい一緒に食べる予定にすればよかったです。
社会人なんだし、1〜2時間ぐらいなら頑張れたはず。
ただその時は、自分ひとりで敵地に乗り込むような絶望感がありました。
私の味方は誰もいない!的な感情。
婚活ブログの読み過ぎかもしれません。
初めての旅行でご家族と対面1
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
数くんの地元への旅行が決まってから、旅行当日までは2カ月。
2カ月も猶予があるから大丈夫!
と思っていたんですけど、まあね、あっという間でした。
2カ月間ずっと、挨拶のことを考えると憂鬱でしかたありませんでした。
マルセイユには、自分が親ウケするタイプではないという自覚があります。
⚫︎作り笑顔が不自然
⚫︎緊張すると無言になるのではなく、言わなくていいことを口走ってしまう
⚫︎親世代のステレオタイプな考え方と全然合わない
つんでいる、という言葉がぴったりの心境でした。
この段階でつんでいたら、結婚までたどり着けないんですけどね。
旅行まであと1週間になっても、マルセイユはうだうだと迷っていました。
⚫︎持参するお土産
⚫︎当日の服装
悩みの種になるポイントです。
悩み過ぎて、なにを選んでも不正解・不適切としか感じられなくなっていました。
そんなに厳格なご両親ではない、と聞いているにも関わらずです。
数くんのお父さんは、出張先でお土産を買うのが好きだと聞きました。
しゃあ、私の地域のご当地銘菓はもうすでに食べ飽きているのでは? と心配に。
お土産選びのハードルが上がります。
これならいいかもと思ったものを検索すると、数くんの地元の百貨店にも入っているお店だったり…。
結局お土産でも妥協して、人気のご当地銘菓を買いました。
ネットを見るとワンピースがいいと書いてあったので、ワンピースを着ることに。
しかし、ショッピングモールを周っても、ちょうどよさそうなものが売っていません。
妥協して、家にあったあまり着ていない小花柄のワンピースにしました。
アラサーに小花柄ワンピースは痛いかも!?
当日はそればかり考えていました。
こんなことなら、会社で着ているオフィスカジュアルスタイルにすればよかったと思いました。
仕事終わりのデートがある日に着ていた通勤服、あれでよかったんですよ。
初めての旅行計画2
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
数くんの地元へ旅行することが決まり、すぐに日程も調整しました。
今から2カ月後の三連休に決定
(付き合い始めて3カ月後の三連休)
GoToトラベルの詳細がまだ定まっていない時期だったので、とりあえず航空券だけ購入。
航空券だけでもすでに高い…。
どこに泊まって何をするかは、ゆっくり考えることに。
しばらく経った頃、GoToの詳細が発表
ようやく泊まる場所の目処がつきました。
このタイミングで、数くんから提案が。
数くん「旅行のついでにさ、さらっとでいいから俺の家族に会わない?」
まじですか!?
ご家族様とご対面ですか?
マル「……それはどういう?」
数くん「いや、そんなかしこまった感じじゃなくて。旅行ついでに、付き合ってる人を親に紹介したいなっていうだけなんだけど」
婚活的には進展なのか??
でも、マルセイユにとっては思いっきり苦手な分野です。
数くん「短時間で済むと思うんだけどどうかな?」
マル「うーん、うん…。 お会いしようかな、頑張る…」
歯切れも悪いし、絶対顔に出てるし、本当に失礼な反応ですよね。
この時は突然の提案に動揺して、この受け答えが精一杯でした。
それどころか、お断りしたい気持ちを抑えるのに必死でした。
旅行計画は固まっていきますが、どうなることやら初旅行。
初めての旅行計画1
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
付き合って1カ月が過ぎた頃
数くん「どっかに旅行行かない?」
マル「いいねー、行こー!」
マルセイユはノリ良く答えましたが……
内心は、「お金がなくなる〜」と叫んでいました。
私は旅行嫌いではなく、むしろ旅行が大好きです。
でも大好きだからこそ、自分の行きたい場所・やりたいことだけにお金を費やしたいんです。
付き合い始めて間もないので、そんな本音は言えず。
というか、この段階で素を出しすぎると振られるおそれが…。
北海道行きたい
沖縄行きたい
京都行きたい
人気旅行先について盛り上がりましたが、具体的な話にはならないまま、旅行の件は一旦保留になりました。
これは旅行が流れるパターン?
ちょっと安心です。
ごはんを食べながら、数くんの地元の話
マル「好きな食べ物を聞かれたときに答えるぐらい好きだけど、本場で食べたことはないんだよね」
数くん「じゃあさ、旅行先は俺の地元にする??」
(心の声……彼氏の地元!!まじかぁぁぁ。出費がやばそう。ひぇぇ)
マル「あー、いいね! そうしよっか!」
彼の出身地までは飛行機の距離なのです。
こうして、数くんの地元へ温泉旅行をすることが決まりました。
二度目のお宅訪問2
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
数くんの家に二度目の訪問
本日は料理担当の数くん
クックパッドならぬ、料理研究家のYouTubeを再生しながらクッキング。
私の掃除が3分の2ほど終わったときには、すでにごはんの用意ができていました。
マルセイユの心の声
え、はやっ! 手際よすぎ!
私の予想より大分料理慣れしてる…
私だったらもっと時間かかるし、そもそも作れるかどうかもあやしい。
料理が苦手なので、料理名の表現も乏しいですが、数くんの手料理はこんな感じでした。
⚫︎チキンステーキ
⚫︎冷やっこ (タレは数くん特製)
⚫︎卵スープ
これを短時間で作れるのって普通なんですか!?
私には偉業にしか思えません。
マルセイユにとって料理の定義とは
鍋かフライパンを使って、手順の少なそうなものをを1品作る。以上です。
母は私が帰省する度に手の込んだ料理でもてなしてくれますが、娘の私はこのありさま。
「この調味料を足したらもっといい味になりそうだったから入れてみた!」
という数くんの料理はとっても美味しかったです。
私はレシピ通りに作ってもいまひとつになるタイプなので、羨ましい限りの料理センス。
なにより、手料理を食べれるって幸せ!
私への好感度は下がった日かもしれませんが、数くんへの好感度は上がった日でした。
めでたし、めでたし?
二度目のお宅訪問1
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
数くんの家に二度目の訪問
私はドラッグストアで買った掃除用品を持って行きました。
お掃除シート、ぞうきん、ほこり取り、ほこり取りのスペア、ゴミ袋
かかった費用は1000円以上。
今日の予定は、数くんの家でステイホーム家事!
マルセイユが掃除をする。
その間に数くんが手料理を作る。
私はわりと掃除がわりと掃除が好き。
数くんはたまに料理をする。
なのでこういう担当になりました。
数くんも事前に食材を買ってくれていたので、私が家に着くと早速お互いに家事を開始。
部屋中のほこり取り
すぐにほこり取りがほこりでいっぱいに
↓
掃除機をかける
ゴミを吸い込む音がすっと聞こえる
↓
雑巾で床をふく
すぐ黒くなる
↓
掃除シートで家具家電をふく
電子レンジの汚れがすごい
終わらせるまでに、とても時間がかかりました。
そして、数くんの服や物を整理。
「これまだ着る?」「これまだ使ってる?」
断捨離に走るマルセイユ
かなりうざかったと思います。
率先して彼の所有物を捨てようとする姿勢も良くないですよね。
でも…! でも…!
物が多くて散らかっているし、無駄な物がたくさんありそう! 捨てたい!
と思ってしまうんです。
この行動を受け入れてくれた数くん
心が相当広く他人に寛容です。
初めてのお宅訪問2
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
掃除の件に加えてもうひとつ気になることが…。
むしろ部屋の綺麗さよりも、そっちの件の方が気になりました。
机の上に堂々と置いているタバコ問題です。
マル「数くんってタバコ吸うの?」
数くん「うん、たまに吸うよ」
は? 何を言っている?
マルセイユはこの日まで、数くんが喫煙者だとは知りませんでした。
付き合う前のデートでも、付き合ってからのデートでも、数くんがタバコを吸っているところを見たことがありませんでした。
マッチングアプリのプロフィールにも、タバコを吸うという記載はなかったはずです。
だから、喫煙者かどうかを考えたこともなく、当たり前に吸わない人だと思っていました。
マル「マッチングアプリの喫煙欄では"吸わない"って答えてなかったっけ?」
数くん「答えてないよ。その質問に回答してないもん」
思い出しました。
私たちが使っていたアプリでは、回答していない項目はプロフィールに表示されない仕組みになっています。
その仕組みを利用して、数くんはあえて喫煙欄の回答を避けたのです。
マル「騙されたー!最悪ー!」
数くん「いやいや。未回答ってことはそういうことだって察してほしい」
マル「なんで最初から喫煙のところを"吸う"にしとかないの?」
数くん「喫煙者って印象悪いじゃん」
はい、悪いです。
どう考えても喫煙者じゃない方がいいですもん。
喫煙者がどうしても無理ということはないのでケンカには発展していませんが、すごくイラッとしました。
マルセイユのようにアプリの未回答トリックに引っかかった人は、それなりにいるのではないかと思います。
初めてのお宅訪問1
ランキングに参加しています!
クリックで応援していただけるととても嬉しいです。
⬇︎⬇︎⬇︎
結婚相手の数くん
付き合ってからも週1ペースでデートを重ねていました。
そして、ついに数くんの家へ遊びに行くことに。
マルセイユの家から数くんの家までは乗り換えがありますが、それでもまだアクセスしやすい立地です。
特急、快速、急行、そういう系の電車が停まる。
駅から10分以内、コンビニもスーパーもまあまあ近い。
飲食店もたくさん。
自分が住む町も気に入っていましたが、数くんの住む町も好きになりました。
散らかりすぎてもないけど片付きすぎてもない部屋だなぁ。
数くんの家に足を踏み入れてまず思ったことです。
いや、やっぱりなんか汚いな。
足を踏み入れてから30分ほど経つと、そう思い始めました。
収納スペースはちゃんとあるのに、物が多くてそこに収まっていない。
ハンガーラックにコートが掛かりすぎて、雪だるまのようになっている。
それはまだよかったのですが、床の上に点在しているほこりを見て、うわぁ…となりました。
外の光が反射すると、細かい塵もたくさんあることが分かります。
私の予想よりも、数くんは掃除が苦手みたいです。
後日談によると、この日は頑張って掃除をして、私を迎えてくれたみたいですが…。
数くんには、細かい汚れやゴミが見えないとのこと。
マルセイユが料理をするときに、細かい手順がまったく頭に入ってこないのと同じですかね。