キャッシュレスさん13
⚫︎年齢 3歳年上
⚫︎仕事 IT系
⚫︎見た目 顔が濃い&大きい
⚫︎出会い マッチングアプリ
美術館デート
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絵画鑑賞での疲れを隠さないスタイルのキャッシュレスさん
帰りたいオーラが出ています。
前半は隣に並んで話しながら絵を見ていましたが、後半は同じ空間で別々に歩きながら絵を見ました。
来館者はわりと多いですが、背が高くて存在感もあるのでちょっとぐらい離れてもどこにキャッシュレスさんがいるかは分かります。
そして、次の部屋に移る際は一応わたしのことを待っていてくれました。
(だるそうな雰囲気は出ていますが)
ポスターやチケットに印刷される絵は、展覧会の目玉となる作品です。
長い展示も出口付近に差し掛かったとき、ようやくその目玉が出現しました。
やっと会えた!という心境になり、思わずキャッシュレスさんに駆け寄りました。
マル「やっとこの絵が見れましたね〜。綺麗ですね!」
彼「そうですね…」
温度差がすごくて話しかけたことにすぐさま後悔しました。
ちなみに目も合いませんでした。
キャッシュレスさんは出口へ導かれるようにさっさと歩き出します。
それにイラッときたわたしは、最後の部屋にたっぷりと時間をかけました。
もうどんな会話もしたくなかったので、美術館のエントランスに出るとすぐに言いました。
マル「わたしそこのベンチで休憩してから帰ります。じゃあ、今日はありがとうございました」
彼「……こちらこそありがとうございました」
そのベンチは屋外にあって肌寒いのか誰も座っていませんでしたが、この際そんなことはどうでもよかったです。
これにて、キャッシュレスさんと1回きりのデートは終了です。
展覧会を周り切る体力もないのに美術館に誘ってこないでください、と言いたい気持ちでいっぱいでした。
美術館を初デートにするのは要注意