ヘラヘラさん41
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ヘラヘラさんに告白するも、良くない雰囲気になり落ち込むマルセイユ
手を繋いでいたさっきとは異なり、微妙な距離を保ち駅まで歩きます。
彼「ちょっとそこ座ろっか」
マル「うん……」
歩いているうちに台詞を考えついたのでしょうか。
とりあえずベンチに腰を下ろします。
彼「…………。」
マル「…………。」
えーっと、なにも話が始まりません。
ただただ寒いです。
無言が続くのに耐えられなくなって、わたしが口を開きました。
マル「わたしのことどういう風に思ってたの?」
彼「……友だち、かなぁ」
友だちという単語はすごいです。
頻繁に会っていても、デートスポットに行っても、ボディタッチが多くても、あーんとかし合っても、手を繋いでも、それは「友だち」という言葉に集約されてしまうみたいです。
彼「俺さ、次付き合う人とは……」
次付き合う人とは結婚を視野に入れて考えたい、だからマルセイユとは付き合えない。
そんなところかなぁと予想しながら聞いていました。
彼「……長い年月をかけてから付き合いたいんだ」
ん? 長い年月? どういうこと。
聞き間違えかと思いましたが、確かに長い年月と言いました。
ヘラヘラさんはわたしの1個上のアラサーで、すでに結婚適齢期です。
この年齢からさらにまた長い年月をかけて次の彼女を作るのかと混乱しました。