ヘラヘラさん40

⚫︎年齢　1歳年上
⚫︎仕事　技術系　
⚫︎見た目　細長い　
⚫︎出会い　マッチングアプリ

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2軒目を出ると、すぐにヘラヘラさんから手を繋いでくれました。
何事もない感じで自然です。

外気は冷たいですが、恋人繋ぎなので右手だけ温かいです。

わたしからアクションを起こさないと今後が見えないと思うので、やっぱり今日はっきりさせようと思いました。

マル「ねぇ、ヘラヘラさん。わたしのお願い聞いてくれる？」
彼「うん、いいよ。なんでも聞くよ！」
マル「本当に？ 世界一周したいって言っても？」
彼「うーん、大丈夫だよ！」
マル「じゃあさ、わたしと付き合って」

世界一周と言ったとき、絶対無理なのにヘラヘラさんは大丈夫だよと笑ってくれました。
でも付き合ってと言った瞬間、彼は驚いて顔が固まっていました。

ヘラヘラさんの表情からなにかを察してしまい手を離します。
10秒前から一転して、どんよりとした気持ちに支配されました。

ヘラヘラさんは焦っている様子です。
もちろん照れではなく、なんて言ったらいいんだろうという感じで。

彼「いや、なんか、すごいびっくりした」
そんなに予想外なことでしょうか？
告白されるって十分あり得るような…

自分からも手を繋いできたのに、びっくりってどういうこと！？となりました。

ヘラヘラさんの気まずそうな顔を見ていると悲しくなってきます。