ヘラヘラさん30
⚫︎年齢 1歳年上
⚫︎仕事 技術系
⚫︎見た目 細長い
⚫︎出会い マッチングアプリ
ダメな流れ
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日曜日のお昼過ぎ、ヘラヘラさんと駅で集合します。
目覚めたときから分かっていたのですが、昨日の疲れが全く抜けていません。
お昼から夜中までずっと遊びまわっていたので当たり前といえば当たり前です。
自分からショッピングに着いていくと言い出しておいて、化粧して家を出るのがしんどくてたまらなかったです。
ヘラヘラさんも同じく疲れた顔で現れました。
いつものにこにこさが足りていません。
路面に服屋が連なるストリートをぶらぶら
ヘラヘラさんはよくこの通りで服を見るらしいです。
昨日のテーマパーク・ファミレスとはガラッと変わって、今日は会話がほとんど発生しません。
無言が多いです。
なにか話そうと思って話題を探すのですが、疲れにより頭が回転せずなにも浮かんでこないのです。
そうしているうちに、まぁ無理して喋らなくてもいいかと思って無言状態が継続します。
足の長いヘラヘラさん
おそらくいつもはわたしに歩調を合わせてくれていたのでしょう。
しかし、やはり彼も疲れているせいか、わたしが遅れをとっていることにも気付かず自分のペースで歩き続けます。
そして普段だったら、「ヘラヘラさん歩くの速い〜」と若干ぶりっこな口調で伝えられるのですが、今日は可愛い子ぶった態度を作る気力がわいてきません。
見失うほどの距離は空いていないので、ヘラヘラさんを見ながら歩けばいいかと思いながら足を進めます。