バレーさん3
⚫︎年齢 2歳年上
⚫︎仕事 生産管理
⚫︎見た目 身体が大きい
⚫︎出会い 婚活パーティー
スポーツマンとカップリング
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彼「これ練習のときのムービーなんですけど見てください」
その動画は、好プレーの動画でも面白い動画でもなく単なる練習風景でした。
約2分間の動画です。
無言で見続けるのは気まずく、これといって言うこともないのに無理に口を開きます。
マル「このプレーわたしだったら絶対できないです!すごいな〜」
彼「え、どのプレーですか?」
マル「この女の人のさっきのプレーです」
彼「ん〜、どれだろう…」
バレーさんはムービーを停止して、早戻しボタンを押します。
彼「あー、この部分のことですか?」
マル「そうです」
彼「これは実は結構簡単なんですよね〜」
わざわざ早戻しして見返して解説してもらうほど興味はありません。
そんなにバレーに詳しくもないので、口を挟んだことに後悔しました。
ジム通いによって形成されたはずのスポーツマンバブルが急激にしぼんでいきます。
あれ!?
目の前にいるこの人のどこがいいと思ったんだっけ…?
本来の男性のタイプを思い出して目が覚めます。
ああそうだ。
まれに気が向いたときに、スポーツをゆるーく一緒に楽しめるぐらいの人が好きなんだった。
ちょっとジムに通い出したからといって、自分の好みは変わらなかったのです。
ノースポーツノーライフの方が好みになるのはまだまだです。