カーディガンさん6

⚫︎年齢　1歳年上
⚫︎仕事　地元有名企業
⚫︎見た目　元野球部っぽい
⚫︎出会い　マッチングアプリ

なんとなく迎える3回目のデート

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何がともあれ3度目のデートにつながりました。

しかし、それはわたしへの好意からではないと思います。

わたしがカーディガンさんに気になるポイントがあるように、彼にもわたしにひっかかりはきっとあります。

複数回会ってじっくり考えたい人なのでしょう。

わたしたちは同じようなテンションでお互いと向き合っています。

今突然お互いの連絡先が消えても大きくショックは受けません。
まぁ次行くか、となるだけです。

顔を合わせる度に、カーディガンさんに告白されたら付き合えるのか悩みます。
彼からしてもありかなしか微妙なところだと思います。

デート当日

彼はまたカーディガンをはおっていました。

パーカーの方がいいのになぁ。
やっぱり外見はそんなに好きじゃないなぁ。

失礼なことを考えつつ、今回はタメ語で挨拶をします。
3回目だとある程度仲良くなっているので心は軽いです。

カーディガンさんはいつもお店を調べてくれるので、映画はわたしが予約しておきました。

最近だと、土日の映画館に突然足を運んでも、チケットは完売済だったりしますしね。

どうにか無理やり選んだ映画でしたが、飽きないストーリー進行でおもしろかったです。

映画を観終わったあと
彼「なにか食べたいものある？」
なんでもいいですが、なんでもいいとは言えません。
人任せな言葉はなるべく自重しています。

マル「あっちに友だちが美味しいって言ってたオムライス屋さんがあるよー」
彼「そうなんだ〜」

ところが、カーディガンさんはわたしが指差した方向と別の方向へ歩き出します。
オムライスの気分じゃないから流したのかなと思い、彼に合わせて足を進めます。

3分後
彼「なにか食べたいものある？」
？？ ん、デジャブかな…
マル「ん〜オムライス」
困惑しつつももう一度オムライスを推します。
彼「え、あ、さっきのオムライス食べたいって意味だったんだ！？」

そういう意味じゃないのにわざわざあの場でオムライスの話などしません。

いちいち細かいことに反応してはいけませんが、なんかかみ合わないなぁと感じてしまいます。

そしてオムライス店から2軒目のカフェへ
またも結婚観トークが始まりますが…

彼「結婚したら仕事続けたい派？辞めたい派？」
マル「……どっちでもいいかなぁ〜」
このやる気のない返答には理由があります。

実は、前回の2度目のデートでも全く同じ質問をされたのです。

そのときにじっくりとこの話をしたのですが、カーディガンさんは忘れているようです。
簡単に記憶から消えるぐらいなら、こんな重めな話題を振らないでほしいです。