クラブ活動さん4

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⚫︎出会い　友だちの紹介

クラブ活動さんと念願の初デート

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クラブ活動さんの喋り方は落ち着いていて、ゆっくり穏やかです。
クラブDJのイメージにはやっぱり結びつきません。

マル「DJをされていたときはもっとちゃらけた雰囲気だったんですか？」
彼「ブースに集中してずっと音を聴いてるんで意外と寡黙ですよ。いかにもチャラチャラした人もたまにいますけど」
マル「DJっていうだけで女の子が寄ってきそうですね」
彼「寄ってきますけど、みんな酔っ払ってますからねー。当時は彼女がいたので、クラブにいる女の子とはあんまり仲良くならないようにしてました」

本当にそうだったのかはもちろん分かりませんが、線引きをちゃんとして彼女のことを思いやれる人なんだなと好感が持てます。

それを機に元カノの話題へ…

これがまたわたしの良くないところなのですが、元彼女の話を聞くのが好きなんですよね。

どういう風なお付き合いをしてきたかに興味があるので、幸せなエピソードも聞いていられます。

付き合ったきっかけや別れた理由をかるーく聞くぐらいならいいのかもしれません。
しかし、具体的な話を聞きすぎるのはアウトです。

自分から聞いたくせに、内容によっては引いてしまうことも…

また、男性側もエピソードを思い起こすうちに、懐かしくなってついついヒートアップしてしまうこともあります。

そして、わたしのことをなんでも喋っていい人と認識し、恋愛対象外にシフトさせてしまう可能性すらあります。

クラブ活動さんに一瞬「え、これも話すの？」という表情をされたようなされていないような。

わたしと会っている手前、意図的に元カノを褒めないようにしたのかもしれませんが、ん？と思った発言がありました。

結婚も考えたという元彼女との別れのエピソードを話してくれたときでした。

「あいつは妖怪！最後ほんとにハァ？て感じだった」

妖怪というワードに唖然としてしまいます。
クラブ活動さんはゆっくり穏やかな口調なので余計に引っかかってしまいました。

詳細を聞いていると、確かに元彼女は情緒不安定気味で、いろいろ大変だったんだろうなと思います。

クラブ活動さんは、ころころ意見の変わる元彼女に振り回されてきたんだなという印象
それでも、たとえ心の中で思っているとしても、元彼女のことを悪く言わないでほしいです。

いや、クラブ活動さんが悪いわけではありません。

興味本位で質問したわたしのせいで、本来話すはずのなかったことを彼が話してしまっただけです。

わたしの自業自得です。