多趣味さん2

⚫︎年齢　2歳年下
⚫︎仕事　営業
⚫︎見た目　塩顔・華奢
⚫︎出会い　マッチングアプリ

マッチングした次の日に即デート

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ラーメン屋からカフェに移動です。
前に友だちと行った時は混んでいて諦めたお店へ向かいます。
再チャレンジ！

今回は空いていました。

先にお会計をしてから席に座るタイプのカフェでした。
お互いに、コーヒー1杯を別会計してシートに腰掛けます。


ここで多趣味さんの趣味の話題になりました。

テニスと英会話が趣味だという彼
「いや〜、テニスと英会話が趣味って言うと、多趣味だねって言われちゃって〜」
「自分ではそう思ってなかったけど、やっぱり多趣味なんですかね〜」

満更でもなさそうな表情で多趣味というワードを連発する多趣味さん

最初はそれに同意して、多趣味でいいですね〜と反応していましたが、それもだんだん面倒くさくなってきます。

わずか2つの趣味で多趣味と謳うその心は…

そもそも、多趣味であったとして、それは評価されることなのか疑問です。

そんなに誇らしいことなのか
まぁ、無趣味よりはいいのか

個人的には、
「多趣味って言われるんですよね」
と聞かされるよりも、
「いや〜、趣味ないんですよ！」
と気にせず笑っていられる人の方が好きです。

そして、多趣味さんから恋愛相談
「付き合った女の子にすぐに振られてしまった」
「経験が乏しいから彼女のつくりかたが分からない」

2つ下といっても、成人して何年も経っている多趣味さん
恋愛経験のなさを打ち明けるのはマイナスでしかありません。

もちろん、わたしを単なる消化試合と認識しての相談でしょう。
しかし、このような人は気になる異性の前でも恋愛面での余裕のなさを表面化しがちだと思います。


経験の低さ・自身のなさ、全部ひっくるめたありのままの自分を受け入れてほしい！
だから、あなたを上手に楽しませられなくても大目に見てほしい！

相手からすれば、そんな人に手を差し伸べてあげる義理はないです。



帰り際の多趣味さんの言動はあまり理解できなかったです。

今日会ってからずっと、わたしはさん付けで呼ばれていました。
なのに突然、最後だけちゃん付けで呼ばれました。

改札前でお別れのひとこと
「また今度、マルセイユちゃんの家に遊びに行きたいです！」

ん？　家？　なんで家？
家の話題など一切していません。
一人暮らしであることは、さらっと言いましたが。

しかも、多趣味さんはこの台詞を噛みました。
頭の中で復唱したことを口に出したら噛んでしまったという話し方です。

なにも答えず苦笑いをし、多趣味さんと別れて改札に入りました。


もしかして、わたしで練習して経験を積もうと思ったのか
消極的なヤリモク…だったのか？

その後連絡はこなかったので、結局謎のままです。

これにて多趣味さんとのデート終了です。